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中津市民病院竣工式 「病院は生き物、みんなで育てよう」 9月15日、待望の中津市民病院が建て替えを終え、10月2日開院ということになりました。建築費58億円、最新鋭の医療機器導入に26億円をかけました。 個室は、ベッド一床あたりの面積がこれまでの1・5倍となり、ゆったりとなりました。まるで高級ホテルのような特別室もあり、入院環境は数段よくなっています。 地域周産期母子医療センターや地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、さらに良質な医療が受けられるようになりましたが、医療スタッフはやや大変になるかも知れません。その点がちょっと心配です。 式典の挨拶では佐藤総合計画・細田社長のお話が印象的でした。 「これからの日本は経済もヨーロッパと同様に厳しくなるでしょう。いくら設備がよくても病院は生き物です。みんなで育てていかないとダメになります」 この「生き物」というメッセージが強く心に残りました。 24時間の小児科救急があるといっても、コンビニ受診する患者が増えれば、医師も看護師も疲弊して辞めてしまいます。 すべての分野で、持続できる体制を創っていかねばなりません。 |
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