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四期目当選!!ありがとうございました。
28の議席を33名の立候補者が争う選挙戦で、前回と違い、当選に必要な得票数が1300近くになる少数激戦が予想されていました。トップ当選の吉村さんが2664票という中津市議選始まって以来の高得票だったので、最低ラインは予想より100下がりました。
私は皆さんのご支援のお陰で前回1243票だった得票を今回1322票に伸ばすことができました。支援者が79名増えたことになります。ただ順位は16位から19位に下がりました。三光の松田さんが買収容疑で逮捕され失職したのは同じ議員として残念でした。あのようなことをしなくても十分地域では信頼の厚い方だったのにと思いがあって旧郡部の別の議員にそのことを尋ねてみました。初めて知った事ですが、郡部では「議員は大した仕事もしてないのに高い報酬を受けとっている。選挙の時ぐらい住民に返してもらわないと」といわれているそうです。それが一般的なんだそうです。戦後60年すぎたというのに、そうした慣習は変わってないのでしょう。これを機に中津の有権者の意識が変わることを期待します。
私の支援者はこれまで12年間発行してきた「るみ子ニュースの読者」が大半だと思っています。これからも皆さんに私が議会で知り得た情報をお伝えし共有していただきます。皆さんからのご意見ご感想をお待ちしています。
3月11日の東日本の大震災、原発事故は3か月過ぎた今もほとんど救済されず、収束の気配は見えません。6月初めに菅内閣不信任案が提出されましたが、否決されました。その後も退陣時期をめぐって紛糾したままです。被災された方々の政治不信は極まっています。今こそ政治が求められているのに、被災者をほとんどほったらかしにして、権力闘争に明け暮れる国政こそ国難というべきでしょう。
福島県飯館村村長の言葉が胸に残りました。「あんなことには全然興味がない。一生懸命村の仕事をしてそんな余裕がないんです。これだけ村民が苦しんで、もがいているんだからそこのところを自分のこととして政局にあたってください」「ほとんどの国会議員の人たちはここに来たのに何をみたのかね」「権力闘争ばかりに明け暮れてそんな時間がもったいないよ」と。被災者の怒りの声が届いたでしょうか。政治家は誰のために働くのかが思い知らされました。
福島原発事故後ドイツ、スイス、イタリアは国民投票で「フクシマで原発が時代遅れのエネルギーだということが実証された」と脱原発を決めました。各世論調査では八割を超す人がが脱原発賛成にも拘らず転換できない政治に対して、日本も国民投票制度の必要性を強く感じました。
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