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新貝市政三期目予算を可決
今年度の歳入とその内訳(100万円以下四捨五入)
歳入総額 390億円(前年比3億7000万円減)
内訳
市税 101億1000万円(26・9%)
地方交付税 124億3000万円(31・9%)
国庫支出金 55億4000万円(14・2%)
県支出金 24億4000万円( 6・2%)
市債 43億2000万円(11・1%)
その他 41億6000万円(10・7%)
※地方消費税交付金・繰越金など
市議会、学びの里づくりに向けた学校施設の建て替え計画を求める決議を可決
文教経済委員会、耶馬溪町小学校統廃合早期決着の付帯決議を可決
今議会では、採決に当たって10名の議員が討論に立つということがありました。すべて請願に関するものばかりでした。
出された請願などは以下の通りです。
1、消費税増税に反対する意見書を求める請願
2、下郷小学校の建て替えを求める請願
3、競馬場跡地に建設する野球場の中止を求める請願
4,国保の引き下げと介護保険料の返還を求める請願
5、子供たちの医療費無料制度
6、小中学校の教室にエアコンの設置を求める請願
7、国保の引き上げ修正案
いずれも共産党議員が紹介議員になったものでしたが、反対討論を受けたあと、すべて不採択となりました。
私は、エアコン設置と下郷小の建て替えには反対討論をしました。委員会でエアコン設置に反対した理由は、「福島原発事故後、私達は電力の大量消費を見直し、子ども達に自然との共生を伝える環境教育を行うべきですし、暑さ対策にはサマータイム制度を導入する手もあります。また、寒さ対策には灯油ストーブを利用するなどして、子ども達の免疫力や自然治癒力を損なわないようにすることが大切ではないか」と考えるからです。
エアコンを設置することで、市内の小中学校全体の消費電力量が40%増加するとの試算があります。ピーク時の電力需要が増加すれば、電力会社に原発再稼働の口実を与えることにもなります。私の自宅では、昔も今もコタツだけしか使っていません。
この請願について賛成討論をした共産党議員は、「夏期、子ども達は30度を超える教室で勉強している。一日も早い設置が必要である。エアコンは、人類が到達した科学文明なのだから」と述べました。
本会議場で下郷小の建て替えに私が反対したのは、「学校の統廃合方針がまだ決まっていないのだから、まず早急にそれを決め、その上で、耐震工事と同時に、請願にもあったように、天井や床などの内装工事も含めた大規模改修をすることが必要だ」と考えたからでした。
この件について、三上市議は三上ニュース(No5)の中で「須賀市議反対」と見出しをつけ、私の反対理由を「市の財政難により」と勝手に変えて書いていました。私から訂正の号外ニュースを配布するよう求めています。
また、文教経済委員会で何日もかけて議論し提案した付帯決議についても、中身には触れずに「矛盾に満ちた付帯決議」と書いています。実際は8.7億円なのに、「30億の野球場」という、あのキャッチフレーズと同じです。
改めて付帯決議の中身をお知らせします。
付帯決議
1、耶馬渓町の小学校は、2013、平成25年4月を目途に2校に(城井小、下郷小)統合する案を検討し、早急に保護者などの関係者に提示すること
2、廃合される3校(山移小、津民小、永岩小)の児童については、児童及び保護者の意見を尊重し、原則2校(城井小、下郷小)のいずれかの学校に編入することを検討すること。
3、廃合される3校のどの児童にとっても不利益を被らないようにスクールバスなどの条件整備を十分にはかることを検討すること。
4、下郷小校舎の耐震補強事業については、2校案が確定後、当面、内装工事を含めた大規模改修により、児童にとって安心・安全な教育環境の整備をはかるよう努めること。
耶馬溪地区では27日に保護者会を開き
今年度のトピックを紹介します。
●中津新市民病院今年の10月1日に開院。
標榜する診療科目
1内科 2糖尿病内分泌内科 3心療内科 4神経内科 5呼吸器内科 6消化器内科 7循環器内科 8小児科 9外科 10内視鏡外科 11乳腺外科 12肛門外科 13呼吸器外科 14整形外科 15脳神経外科 16小児外科 17泌尿器科 18産婦人科 19耳鼻咽喉科 20放射線科 21麻酔科 22病理診療科
※整形外科と脳神経外科は新設する科で、目下医師確保の努力中
●市役所の機構改革
2部11課削減(農林水産部は産業振興部に、財務部は総務部に統合)
11課削減により、各支所は4課から3課になります。
それでも、支所職員数は大分県下で中津市が最も多いそうです。今年の退職者は60名でした。
●介護保険料が4900円になります。これまで基金を取り崩して県下で最低の保険料でしたが、高齢化に伴い、小規模多機能施設や認知症対応施設や24時間対応のオンコールなど介護の充実によるものです。尚保険料は3年毎に改正されます。
●自性寺お囲い山の裏側水路の測量設計調査費が640万円計上
平成21年11月9日に隣接水路についての要望書を持って農林水産部長室で文化振興課,耕地課、上下水道課、都市計画課などの関係課長係長に集っていただき、どのような方法が良いのか。その後も現地調査をして何度も関係課にご足労頂いて、やっと一歩前進です。
●金谷山の神、森の丁線緊急道路も今年度残り部分の整備費が計上されました。
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