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NHK大分のスイッチに生出演
7月1日午後8時から43分間の特集番組に生出演する機会を頂きました。
いろいろな雑誌の特集などで、最近の若者が「社会貢献」に強い関心を持っていると知ったデイレクターさんが、これはブームになっているのでないかと考え、県内の十代後半から三十代までの人たちを対象にアンケートをとったそうです。
その結果、大分県でも77%の人が関心を持っていることがわかったということです。同時に、「だけど何をすればいいのかわからない」という声が多かったといいます。
そこで、NHK大分では3名の若者とその若者たちの心にスイッチを入れる具体的提案者として、3名の実践者を登場させたのですが、その中の一人が私だったわけです。
二十代の石松さんは研修医ですが、「カンボジアに学校と病院を建てたギャル」、私は身軽な社会貢献をしている「フェアトレードの母」、NPO法人別府はっとうおんぱく代表の野上さんは「地域おこしのカリスマ」と、それぞれに紹介されました。
私たちが体験を通して実践事例を紹介し、若者たちの悩みに耳を傾けたり意見交換をしたりして、内容満載のとても良い番組でした。
午後2時にNHKに入ったのですが、本番前の6時間、何度も何度もリハーサルがありました。
生まれて初めての生出演で、舞台裏というか製作者の影の御苦労を実感しました。何にしても見えない部分が大切で、しっかりした「縁の下」があればこそ良い番組ができるのですね。
私は中津から車で行きましたので、終わってすぐに帰りましたが、駐車場まで荷物を運んでくれた青年の話によれば、通常、番組の製作には放映時間の十倍ほど時間をかけるのだそうです。
調査のために駆け回った新米ディレクターのYさんは一体どれだけのエネルギーを費やしたことでしょうか。メディアの一員として、「社会貢献」を志向しつつ、誰よりも良い仕事をされたのではないかと思います。
私にも電話やファックスで意見がたくさん届きましたし、放送中にも多くのメールが届いていました。
反響が大きかったようで、8月28日午前中に再放送されたようです。番組製作者には、これからも視聴者を元気にする番組を期待しています。
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