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 一般質問(6月議会)

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一般質問(6月議会)

1.市の予算編成過程の公開性確保について

須賀 中津市の予算編成はどのようにすすめられているのか予算書に上がるまでのプロセス、市民への公開はどうなっているか。

財務部長 総合計画、行財政5か年計画をもとに、各種審議会やパブリックコメントで市民の意見を聞き、中長期の計画を確認、尚地区要望があれば各課の復活要求もある、公開はHPや市のわかりやすい財政で公表。

須賀 事業決定における市の優先順位はどうなっているか。
財務部長 建設事業の場合、中期実施計画、各課からの要望より緊急性と有効性で決める。

須賀 市の財政事情をもっとわかりやすくするために、市債や基金残高、人件費などの5か年の推移や財政指数の大分県下での比較、合併特例措置廃止後の将来推計などマイナス面も公表してはどうか。

財務部長 今後の研究課題として取り組みたい。

予算編成を公開にしている京丹後市は「予算は市民全員のもので、市はわかりやすく説明する責任がある」という考えで、議会への説明も 10の資料が準備されます。優先項目調書,新規政策事業説明資料、予算見積書(歳入歳出積算)債務負担行為設定説明書、継続費設定説明書、施設の維持管理経費一覧、公用車経費一覧、普通建設事業計画表、臨時職員等予算要求一覧表、事業別予算説明書。

2.文化輝くまちづくりに
須賀 普通の市民からは緊急性のない木村記念館を購入決定までに市民の声はどのようなにきいてきたのか、施設の課題をどうとらえているか、運営方針は?

教育委員会次長 市民の声は議会での審議です。施設の課題は、今後施設に見合った事業と修繕。事業方針としては中山作品の常設展、テーマを設けたワークショップ、和室での茶会など。

須賀 美術館として文化発信していくためには公立美術館として登録すべきではないか、企画展などの助成協力のために必要だが。

教育委員会次長 登録は考えていない。
須賀 8400万円が無駄といわれないためには文化3施設の一体的活用が課題と3月議会での課長答弁だったが。そのごの構想は。

教育委員会次長 具体的には未だないが、中津城や医家資料館も加え文化ゾーンができたらと考えている。

須賀 施設が活用されるように関係団体や公募市民の意見をきき市民参加をすすめるべきと思うが市の考えは?

教育委員会次長 市の学芸員が事業計画は作るが、市民の意見を聴く場を作りたい。

須賀 図書館の指定管理者制度導入については、断念を求める3391人の署名が市民団体より教育長に届けられたが、これをどのように受け止め今後の方針に反映させるか?

教育委員会次長 署名は市内1924人、市外1444人だった。要望は認識しているが、現在図書館ビジョン作りのためのアンケート(1000人に郵送し回答は349人)を分析中である。

須賀 市民にとって最も不幸なことは執行部が図書館を単なる無料の貸本屋と考えていることで、本来図書館は市民が必要な情報提供できる司書を長期に育てることが必要だが、指定管理者にできるのか。

教育委員会次長 研修制度などできる企業や団体などを十分調査している。

須賀 指定管理者制度はモニタリングしてこそ制度がいかされるが、その能力の育成はどうするのか。

教育委員会次長 文化振興会にモニタリングの研修をうけさせる。

3.中津城黒田石垣復元事業の評価と活用

須賀 文化財としての復元事業が終わってからが活用の始まり、つまり、公共工事によってどう新たな価値を生んでいくのかのソフト面の文化振興や観光事業に繋げることが大事だが、工事完了すれば終わりでは生かされたことにならない。この事業の目的、事業年数、総事業費、その活用計画、国指定への申請は

教育委員会次長 歴史文化による溜る作りによる中津城復元事業。平成13~20年。3億95百万円。申請は今後慎重に検討する。

須賀 復元再生事業の石垣は観光にどう生かされているのか。

工業観光商業部長 今後観光パンフレットにも加える。

須賀 「天守閣ほど派手ではないが、石垣は城を支える縁の下の力持ち、学術研究の進展と相まって今後歴史の証人の保存活用がますます重要になる」「文化庁は昨年文化財石垣保存技術を国の選定保存技術に選んだ」と。中津市は時代を先取りした復元事業にとりくんできたのに、複数の関係課の連携は。

工業観光商業課長 今回の松平定知講演会は複数化で連携して取り組んでよかったので今後もその方向にすすめる。

4 がん予防対策

須賀 子宮頸がん予防ワクチンの助成を市としてかんがえられないか。
子宮頸がんの原因はヒトパピロマウイルスHPVと皮膚の接触で感染で発症し若い女性の罹患率が高く現在年間1万5千人が発症し3千5百人が死亡。

副市長 国の定期予防接種に位置付けられた時に市としては対処する。

※傍聴者の感想
「とりあえず取り繕って答弁している」と。何と、図書館の指定管理者になりたいのNPOの方も傍聴に来ていました。この日は私の後、ある会派の議員さんたちが「播磨町の指定管理の図書館はよかったので中津も早く指定管理にするように」と質問したので、教育長は「ありがとうございました」と言っていました。播磨町はTRCという民間企業を指定管理者にしています。
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