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議案質疑

議63号中津市木村記念美術館の設置及び管理に関する条例

須賀 第2条 名称に木村記念を入れた理由を聞きたい。これまでの公的施設に寄贈者名が冠しているのは土地建物寄贈者のみ、木村記念館は市民の血税で購入したものだが。

文化振興課長市民に長年親しまれ認知された名称だから。

須賀 改称する考えは
文化振興課長 今のところありません。

須賀 第3条事業についてこの施設を美術館として機能させるには事業計画や県をはじめとした他館との連携が不可欠だが記載がないのは何故か
文化振興課長 市の学芸員が事業計画を作成し他館との連携もその他の項でで行います。

須賀 事業を遂行するには事業計画の裏付けとなる事業費が必要となるが、事業予算についてはどう考えているのか。
文化振興課長 できるだけ節約しながら事業実施していきます。

須賀 第6条官務員の資格を有する者と考えているか、私は学芸員の資格者が必要と思うが。

文化振興課長 学芸員ではなく知識興味のあるかたを2名考えています。

須賀第 12条指定管理者の条文を入れた理由は何か、「美術館設置の目的を効果的に達成するため」とあるが、そもそも美術館の中津市の位置づけ、将来展望をどのように考えているか、市の認識を伺いたい。

文化振興課長 指定管理にはしません。文化の拠点施設にしたいと考えています。

第75条

木村記念館財産取得について
須賀 各建物の築年数と評価額、耐用年数は。
文化振興課長 会館築21年、49112千円、耐用年数60年。会館喫茶部築12年、5151千円、24年。
居宅築47年、1058千円、50年。
居宅築206099千円。30年。

須賀 耐用年数後は解体か,修繕か
。すでに茶室には雨漏りがありビニールシートを置いて利用していたと利用者よりきいたが不動鑑定の評価には影響しなかったのか
文化振興課長 必要な修繕できるだけ長く使います。雨漏りはしていません。

須賀 鑑定評価はあくまでも基準。この購入については値下げ交渉どれだけしたのか。
文化振興課長 614千円です。

市長 中山画伯の絵画が財産だと思っているので後悔していない。本件は文化的中心施設にしたい。

反対理由

第63条,第75条について
中津市は施設を購入すれば美術館として機能させられると考えているのではないか。箱だけでは美術館にならない。
全国的に美術館経営が困難になっている大きな要因として、どこの自治体も経費削減の中で、企画運営費がなくなり、魅力的な企画や所蔵品の購入も困難になっているためである。

こういう情勢下で開館を考えている中津市は余程の覚悟と準備が必要である。
少なくとも条例提案の前に、美術館の位置づけや将来展望、美術館構想をまとめ、それを議会や市民に示すべきではないか。
それができた段階で再度提案をしていただきたい。早急に購入すべきではない。


第75条

あまりにも民間対民間の中古不動産購入では考えられない高い買い物ではないか。市民の血税と考えればもっと値切って安く買うべき物件。金額についてもっと厳しく再検討の必要がある。市民の多くが高いと考えているその常識をもって決めるべき。
場所は良いのだが、展示専用施設でなく、茶室との兼用施設という出発から使途が限定されている。そのうえ古い旧宅もあり、購入後に解体が必要な物件や、場所後世への負担を増やすべきではない。
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