総選挙自民圧勝復古政治に
右傾化と原発再稼働監視を
「なんの期待もない総選挙」と解散直後に自分のブログで書いたものの、憲法変えて国防軍などきな臭い流れに黙っておれず、私なりに活動したものの残念な結果となりました。これからの国の行方に計りしれない恐怖を感じている市民の方も多勢いることでしょう。この選挙戦期間は12月議会と重なりわずか12日間という短期間だったので、何が争点なのかも明確にされず、政策論争もなく政策では有識者による新聞評価は自民党よりはるかに民主党が高かったのですが投票に反映されませんでした。
自民党は原発については明確な方針を示さぬまま、民主党批判だけで終わりました。
最大の課題は原発、そして若者の雇用、膨大な借金対策を含めた経済政策、憲法改正だと思ったのですが、どれにも国民の声がどう反映されたのか、参画など全く見えず、民主化からはるか遠い、言葉だけ強い政治三流国家に成り下がりました。外交も心配です。
領土問題はどこもナショナリズムを煽ることで国民の不満をそらす権力者の常とう手段だということを有権者は十分承知していたはず。日本はもう少し大人の国と思ったのですが、とんでもなく子供でした。時代錯誤の外交が経済に及ぼす影響は企業国民が背負うことになるでしょう。こんな結果に六百億円もの税金が使われたかと思うと怒りばかりです。
とはいえ政権党は国民の生命財産を守る責任があるのですから、しっかり監視せねばと思っています。
12月議会は2年後に「軍士官兵衛」が大河ドラマに決定した今後の観光振興に繋げるための推進協議会の設置補助金五十万町「南部まちなみ交流館」整備土地代実施設計費29146千円、災害復旧費二億五千八百四十一万円、市民病院の入院外来の収益増による補正など20議案が可決されました。
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