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初めての中津手づくり市
新博多町商店街・南部自由市場と同時開催
次回は7月5日
商店街の衰退は、地方都市では全国的な問題で、どこにも活性化の決め手はないというのが実情でしょう。
中津では今、ゆめタウンとジャスコに集客が二分していますが、この上にまた、産業道路沿いに新しい商業複合施設が進出します。 歴史の町中津なのですから、商店街には元気な老舗があって、さすが城下町と感じてもらえるようになるといいですね。
商店街を歩く人があまりにも少ないので経営が難しくなるのです。それでも商店主たちは頑張っています。
日ノ出町商店街では、今も毎月第一土曜日の〈あきんど市〉を続けています。
江戸時代から続く新博多町は、最近何もイベントをしていないので、お金をかけずにお客さんに楽しく交流してもらえそうな手づくり市をやってみました。
これは、雑誌で京都の智恩院というお寺で有志が開催しているという記事を見てヒントにしました。 始めて10年ほどは出店者7、8人だったそうですが、最近では出店者の抽選があり、毎月15日の市には観光バスも留まる大変な賑わいになっているそうです。
中津は京都のような国際観光都市ではないので、ぼちぼちでも人に集まってもらえればいいなあと思っています。
手作り市には竹田市や九重町、豊前市から20人の出店者が集まり、100人を越すお客さんがきてくれました。
岡田千年さんや上田和美さんがフラメンコで盛り上げてくれ、矢頭英雄さんの抽選会(空クジなし)も参加者を喜ばせてくれました。
別府では古い町を蘇らせるのに「別府現代芸術フェスティバル2009混浴温泉世界」を開催しました。世界的アーティストを別府に呼び、そこで古いアパートや神社を現代美術という「マジック」で期間限定で蘇生して見せ魅了してくれたようです。
大分市出身で、永年ヨーロッパで活躍したアートディレクター・山出淳也という人が仕掛け人のようでした。
私は、別府が文化による再生を試みたことに学びたいと思いました。
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